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パリ・リヨン駅に初の駅弁売店オープン!


パリにあるフランス国鉄のリヨン駅構内に3月1日、初の駅弁売店がオープンしました。運営はJR東日本の駅弁販売を請け負う日本レストランエンタプライズ。

今、フランスでは健康面と節約の観点から日本式の弁当が「BENTO」が注目されており、パリ市内でも「BENTO」の文字を見かけることが多くなりました。

しかし、今回は1日約10万人が利用するパリのシンボル駅に日本企業が出店するというもので「日本の素晴らしい食文化を広められれば」と同駅の駅長。実際の弁当は駅弁専門の調理師が技術指導し、現地で製造しています。ご飯とおかずを一緒に食べる習慣がないフランス人向けに、味付けを薄くするなど工夫したという関係者の期待も大きいようです。

まずは4月30日までの2カ月間、幕の内弁当や助六ずしなど5種類を販売するとのこと。箸も提供する。価格は8〜15ユーロ(約980〜1850円)。

私たちが接するフランスの方からも「弁当箱-BENTO BOX-」の要望も多く、小さな箱の中に美しい食材を詰めていく食文化に関心が高まっています。

レストランで食する日本料理だけでなく、生活の中で日本人が培って来た「食の文化」。そんな精神性も徐々に伝わっているように思います。

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